日の出から日没まで…4チームのトーナメントで賑わいました―
あろうことか、どのチームも簡単に自分たちの野球をさせてもらえませんでした。
まさにシーズン集大成…常に相手の執念がそこにありました。
▼2020 SWBCJAPAN地区対抗戦 結果:
◆優勝;関東 ◆準優勝:東北 ◆第三位:東海 ◆第四位:関西
◎最優秀選手:黒木俊吾選手(関東)◎優秀選手 :三浦大希投手(東北)
12/5に静岡伊豆で行われたSWBCJAPAN A地区対抗戦―
関東、関西、東海、東北の4チームがエリアのプライドを胸に力の限り戦い抜きました。
シーズン中のストレスを吹き飛ばすような大激戦の連続、
最後は選手わずか12人で臨戦した関東Aが執念の全員野球で地区対抗戦3連覇を達しました。
「2試合とも負けてもおかしくなかった」関東・小宮監督を苦しめた大激闘が幕を開けました。
関東Aは初戦、昨年2位の東海相手に先制しながらも逆転を許し攻めあぐねて最終回も2アウト。
万事休すかに思われました。しかし主将・黒木選手の一振りで奇跡の同点劇。
特別延長でも岡添選手がレフト戦へ運び同点、再延長では黒木選手のバットが初球を叩いてサヨナラ勝ち。
結果、関東が地区対抗戦史上、最も追い詰められたゲームとなりました。
わずか2年で組織として確実に成長を遂げた東海も立派でした。
今夏創設の初出場・東北は前夜に仙台を出発。夜行バスで伊豆へ向かいました。
車内でたっぷり睡眠をとるはずが「興奮して眠れなかった」という選手も多かったようです。
会場入りすると、仙台育英出身の野村監督の下、「常に感謝の気持ちを忘れず野球と向き合おう」
というナインは東北での活動と同じように一列に並んでグラウンドに一礼し1日が始まりました。
1回戦は関西と対戦し、投手陣の柱である三浦投手が最速144キロの剛腕をうならせ力投。
大会屈指の投手陣擁する関西のピッチャー陣と投げ合い0-0のまま終盤へ。
6回ビッグイニングを作った東北が大量8点を奪い逃げ切り勝ち。
関西は今季実践を積んで好調を維持してきました。出場チーム間では優勝候補の呼び声も高かったが
この日に限っては本領発揮とはなりませんでした。しかし逸材揃い、まもなく熟すでしょう。
この日は、炊き出しがおこなわれました。試合の合間に肉丼や豚汁にガッつく選手たちの横顔、忘れません。
なお昨年に続きSWBC関西のトレーナーチームから菊池トレーナーら4名が会場入りし、各選手の体を
ケアしてくださいました。敵味方関係なく炸裂するゴッドハンド…これもまた地区対抗戦ならではです。
決勝は関東と東北―
関東は勢いに乗る東北に初回、2回と失点を許し2点を追う展開となりました。
しかし中盤以降、しぶとく繋いでいくと試合をひっくりかえし逆転勝ち。
逆転につぐ逆転で、関東Aがみごと大会3連覇を達成しました。
初出場ながら堂々準優勝に輝いた東北。拍手を送りたいです。
8月のトライアウトからわずか5カ月で戦えるチームに仕上げてきました。
MVPに黒木俊吾選手(関東)、優秀選手に三浦大希投手(東北)が選ばれました。
両名は次回大会でも台風の目になりそうですね。
優勝チームにはrid様よりプロテインほか賞品が送られました。
「Bチーム、アカデミーの気持ちを背負って」「エリアを代表して」
大会中、そうした言葉があちこちで聞こえてきました。
エリアのプライドをかけた戦い、最終戦にふさわしい好ゲームの連続でした。
優勝した関東の皆さん 3連覇おめでとうございます。
ご声援いただいた皆様、大会企画に携わってくださった皆様、
各エリアのメンバーの方々、ありがとうございました。
またお会いしましょう。
※追って当日の写真など公開予定です。お楽しみに!
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— Aチーム地区対抗戦結果 —
2018 優勝:関東、準優勝:関西
2019 優勝:関東、準優勝:東海、第三位:関西
2020 優勝;関東、準優勝:東北、第三位:東海、第四位:関西
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