日本の軟式野球文化を世界へ!2008年、SWBCが誕生

戦後、日本に根付いた野球。競技人口は世界最多の400万人といわれています。
この世界最多の競技人口を誇る”日本野球”は安全で、生涯スポーツとして楽しめる日本生まれの競技「軟式野球」があるからと言われております。

この素晴らしい日本生まれのスポーツを文化として世界に発信し、国際交流を深めることがSWBCの目的です。

私たちは2008年、全国軟式野球ストロングリーグ(本部:東京都町田市/会長 高橋優)は、2008年11月8日(土)、9日(日)の2日間、上柚木球場(東京都八王子市)にて、株式会社SSK(大阪市大阪府/代表:代表取締役社長 佐々木恭一)の特別協賛を受け、「SSK presentsストロングリーグ・ワールドベースボールチャレンジ2008 supported by ベルガード」(以降:SWBC)を開催いたしました。

大会では大差で日本代表が勝利を飾りましたが、課題を残すものでもありました。
海外への軟式野球文化は浸透しておらず、はじめてみる”軟式野球ボール”にとまどいをみせる外国人チームも少なくなかったためです。

以来、韓国チームのの招待にはじまり、2度目の台湾チーム招集、さらに在日外国籍の方々の協力を経て、U.S.A、キューバ国籍チームとの国際試合を展開して参りました。

2008年の第1回大会以降、国内外の代表チームと数々の交流試合を重ねてきたSWBCJAPAN

 

あれから15年.. 進んだ軟式の普及、東京都知事賞まで

2008年当時、世界レベルでは軟式野球普及がまったく進んでいないとされていましたが、15年の歳月を経て、世界の軟式野球事情は変化しつつあります。少しずつ普及は進んでいき、現在では台湾高校軟式野球加盟校が100校以上にのぼり、2017年には記念すべき第1回全国高校軟式野球大会がおこなわれるなど各国で確実に普及が進んで参りました。

このことは、軟式野球が世界のスタンダードへと少しずつではありますが確実に歩みつつあることを示しており、私たちSWBCJAPANのこれまでの取り組みが意味のあるものだったことになります。

とはいえ、私たちは、日本の一般軟式野球チームが参加することのこできる海外でオフィシャルな軟式野球国際大会が開かれる日がくることを想像していませんでした。

2016年には韓国でおこなわれたU18国際軟式野球選手権大会にSWBCJAPANが日本代表として参戦し優勝。その年、秋にはSWBCJAPANが韓国、チャイニーズタイペイ、中国、シンガポールらを東京都に招集しIRBO(国際軟式野球機構)を結成しSWBCJAPAN代表・高橋優が初代会長に就任。翌2017年にはIRBO国際大秋を東京都(大田スタジアム)で開催し、一般、U18の両部門において日本代表として参戦したSWBCJAPANが優勝。東京都知事賞を受賞しました。

翌2018年には台湾でおこなわれたIRBO U18国際大会にSWBCJAPANが日本代表として参戦し3連覇を達成しました。世界の軟式野球の和は確実に広がりつつあります。

「日本の軟式野球を世界へ..」