【前回覇者】関西Aの監督・主将/7.12地区対抗戦A 1st(大阪)

関西Aチームの主将を務めるのは2020年入団の中井健介投手(大阪青凌高(硬)-龍谷大(硬)-REDBULL)。
東海A・関東Aが捕手が主将を担うなら、関西Aは投手の大黒柱がキャプテンを務めます。

前回覇者である関西Aチームは、とにかく投手陣が豪華につき簡単には崩せない相手。

でも創設当初から常勝チームであったわけではありません。

意外なことに、地区対抗戦においては2018年から最初の3年は最下位であった上、2022年の初優勝まで5年を要しています。

その翌2023年に、新任の三島辰功監督と中井主将のコンビが誕生しました。

新チームとしてスタートした2024年は、両軍一歩も譲らぬ投手戦の末、関東Aの前にノーヒットノーランで初戦敗退。

しかし昨年、初戦で関東Aに打線爆発、投手陣も機能しリベンジすると決勝戦を劇的サヨナラ勝ちで優勝。
前回最下位からの優勝は史上初のことでした。

併せてB大会も制した関西。
A/B両クラスで監督を務めた三島監督はこれも史上初となるABダブル優勝を達成しました。

最下位も優勝も経験する2人。
優勝した昨年は、関西Aから多くの選手がJAPANに選ばれ、そのトップチームで監督・主将を務めたのが三島氏(30番)と中井氏(10番)でした(写真)。

年頭から「連覇」禁句で1からスタートしてきた関西A。

大会目前にして、両氏をたずねました。

◆◆中井健介主将(関西A)—–

「今年から対抗戦が2度あるという初の試みですが、やることは変わりません。

昨年の対抗戦優勝など関係なく、今年はまた一からのスタートのつもりでやってきました。

当たり前のプレーを当たり前にするための準備。そしてチームのために自己犠牲をどれだけできるか、関西の泥臭さを全開で今年も戦います。

連覇ではなく、まずは今夏の対抗戦優勝を目指していきます」

◆◆三島辰功監督(関西A)—–

▼中井キャプテンについて

2023年に僕が監督に就任して1番最初の仕事はキャプテンを決める事でした。

その中で以前から少し交流があり、人間性も素晴らしく、野球に対する情熱が強いと感じていた中井を指名させてもらいました。

彼はJAPANでの経験も豊富ですし、JAPANへのアツい思いも持っており、何よりメンバーからの信頼も厚いと思ったので、指名する上で迷いはなかったです。

キャプテンと言う重責に加え、対抗戦の開幕投手を2年連続で努めてもらい、尚且つ結果を残す…。

自分が率いる関西では無くてはならない『最高で最強のキャプテン』です。

▼関西A投手陣について

関西Aチームの野球を語る上で欠かせないのが自慢の投手陣です。

それぞれ自チームではエース級の投手が数多く名を連ね、タイプの異なる投手陣が関西Aの野球を支える軸になっているんです。

自分が関西Aを率いて対抗戦を4試合戦いましたが、失点がわずか3と本当に素晴らしい投手陣です。

そのため、今大会も投手陣には何も心配はしておらず、普段通りの実力を発揮してくれれば結果は自ずとついてくると思っています。

関西の強みは、やはり投手陣とチームワークの良さだと思います。

 

▼新入団選手の存在

今シーズンのスタートは昨年の優勝メンバーの1人で、内野の要でもあった「飯隈」の穴を誰が埋めるか?
と言うところからスタートしました。

しかしありがたいことにトライアウトを経て、新たに5名の内野手が入団を決めてくれました。
そこから既存のメンバーとの定位置争いも激化し、結果的にそれが相乗効果となり内野陣のレベルアップにも繋がり、7.12地区対抗戦Aで誰をスタメンで使うか、今でも迷い頭を悩ましてる状態です。

でも、それだけ誰が試合に出ても見劣りしないパフォーマンスを全員がやってくれると思っていますし、飯隈以上の活躍をしてくれると期待しています。

▼首脳陣の連携について

もう関西の首脳陣は何も言う事はありません。
ガラが悪い…だの、顔が怖い…だのと、色々言われる関西首脳陣ですが…笑

冗談はさておき、選手達とはしっかりコミュニケーションを取り、普段はアホなことも言い合うなど和気藹々としてますが、一度試合が始まると選手と同じタイミングでスイッチを入れ勝ちに貪欲に選手たちと一緒に真剣に戦っています。

▼どのようにして現関西の高い意識とチームワークを築きましたか?

野手キャプテンである岡坂が発起人となり、歓迎会や決起集会などを定期的に開催しています。
そこで選手間同士はもちろん、自分たち首脳陣も中に入れてもらい、色んな会話をしてコミュニケーションを取っています。

また、試合後には選手達だけでもミーティングをおこない、試合中の反省やSWBCJAPANの活動について…など、しっかりその場で意見をぶつけ合い話し合ってるんだと思います。

結果的にそれがチームワークに繋がってるんじゃないでしょうか?

▼理想の戦い方

理想の形?
ありますが言いません!(笑)

でも、ただ1つ言えるのは、地区対抗戦1stは、これまでの冬場とは違い、真夏での開催と言う事で『暑さ』が敵にもなる大会なので、冬とは違った戦い方になるとは思います。

▼今大会のキーマンをあげるなら?

キーマン……キーマンすみません。居ません!
強いてあげるなら、全員がキーマンです。

各々が適材適所で自分らしさを全開に出したプレーをしてくれれば関西は負けません。

▼改めて目標をお聞かせください

「連覇」と言わせたいんだと思いますが…言いません。

とりあえず一戦必勝!
まずは初戦の関東戦に全力を注ぎ勝ちにいきます。

結果的に2連勝出来れば、選手達が目指すモノに辿り着くと思いますので、わざわざ言葉にしません。

▼関東Aチーム.東海Aチームの印象は?

関東Aの黒木監督、東海Aのバラさん(榊原監督)、共に新監督。って言うぐらいです。

ただ、これは興味がないとかではなく、良い意味で余り意識をしないためです。

正直、関東も東海も不気味な存在ではありますが、変に考え過ぎると自分の思い描く野球が出来ないと思うので、まずは自分自身がしっかり地に足をつけ、隙や油断で足元を救われないよう、選手たちを勝たせてあげれるように采配するだけです。

また、今回やむを得ず出場辞退せざるを得なかった東北Aさんの分まで、御二方と今大会を盛り上げていければと思います。

宜しくお願いします。

▼関西からまた多くのジャパンメンバーを?

はい。2024年度のSWBC JAPANトップチームの監督をやらせていただけたのは、自分にとってすごく有意義な時間であり、すごく良い経験ができました。

(対抗戦優勝の)前回は、関西から7名の選手を選出させていただききました。
次回は何名選出できるか分かりませんが、新メンバーも含め多くの選手にあの舞台を経験させてあげたいなと思います。

そのとき一緒に戦った選手たちとまた再会出来ることを密かな楽しみにはしています。

▼それとですね…

あの、あまり長々と話すと、広報の西出に「話長い」言われるので、コレぐらいにして下さい笑

 

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※各エリアとも30名程度<先着順>
※ご予約されこちらのメッセージを受信した方も以下より正規の申し込みが必要です。

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〘一般〙15歳以上
7月12日(土)東北
7月19日(土)関東
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8月02日(土)関西

〘マスターズ〙40歳以上
7月12日(土)東北
7月19日(土)関東
7月19日(土)東海
8月02日(土)関西

一般、マスターズ両部門とも、お好きなエリアでご参加下さい。

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SWBCJAPANでは運営スタッフのほか、コーチ、ウォーミングアップやプレイヤーのボディケアに携わるトレーナー、マネージャー・スコアラーなどチームスタッフとして参加していただける方を募集します。グラウンド内での競技サポートは苦手でも、「チームの力になりたい」「軟式野球の発展に携わりたい」というお気持ちをもっていただけるサポートメンバーの方々も数名募集しております。

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